半坪ビオトープの日記

キョウチクトウ(夾竹桃)

キョウチクトウは漢名の夾竹桃の音読みで、花が桃の花に似、葉が細長く竹の葉に似ていることに由来する。インド原産で江戸時代中期に渡来したという。高さが4m前後の常緑小高木。花期は6〜9月と長いが、梅雨時は休む。以前は淡紅色の八重咲きが多かったが、最近は一重咲きや白や紅色、オレンジ、淡黄色など改良品種が多くなっている。職場の近くで見かけたこの花は、特に色が濃く美しい。
排気ガスなどの公害に強く、工業地帯や高速道路の街路樹や公園樹として多用される。
樹皮や根は強心剤にもなるが、有毒のため民間療法には向かない。