半坪ビオトープの日記

ソケイ(ジャスミン)

街中を歩いていて強烈な花の香に気づくのは、春先のジンチョウゲとこのソケイが代表格だろう。ソケイはインド原産の香料植物で、古代ペルシャを経てヨーロッパに入った。日本には中国から渡来した。花から取れる香料をジャスミンといい、属名にもなっているし、ソケイの通称としてよく知られている。香の高い花の先は5裂して平開する。これは園芸品種として出回っているハゴロモジャスミンという品種で、庭先や垣根によく植えられている。

水槽のオタマジャクシは知人に分けたりしてかなり減り、150匹ほどになった。別の水槽には奥鬼怒から持ち帰った50匹が育っている。どちらもホウレンソウをよく食べ、水が汚れるのでときどき水を入れ替えている。外の池には総計500個の卵があったが、どれだけオタマジャクシになったかは分からない。池そのものが鬱蒼と茂った植物に覆われ、ほとんど水面が見えないからだ。少しは剪定してみたが、水中は水草が茂って暗くよく見えない。一番小さい左の池の縁にはヤマアカガエルのメスのシロが葉陰に隠れていたので、驚かせないようにそこの剪定はさし控えた。