半坪ビオトープの日記


目白駅から数分のところに目白庭園がある。回遊式の小さな日本庭園で、数分で一周できてしまう。
門構えは江戸時代に普及した長屋門で、そこから左右に築地塀が続いていて庭園を囲んでいる。北、東、南側は100mを越すという。小さいながら風格を感じさせる庭園である。

暦の上では秋になったとはいえ、今時は花が少ない。これは長屋門から入ってすぐのミヤギノハギ(Lespedeza thunbergii) で、ともかく秋の花といえよう。

園内中央に大きな池が造られ、池の周囲を巡りながら随所で自然の造形美を鑑賞することができる。

石畳の先、池の東側の畔には、六角浮き見堂が建てられ、回遊式庭園の景観や、池に泳ぐ錦鯉やカルガモも眺めながら休憩ができる。