半坪ビオトープの日記


この花は9月に湯河原で見かけた風変りな花で、ガガイモ科のフウセントウワタ(Gomphocarpus fruticosus) という。遅ればせながらここで取り上げておく。

属名は、ギリシア語 gomphos(棍棒)と karpos(果実)に由来し、果実の形にちなむ。

和名(風船唐綿)は、外国から来た綿に似た風船のような植物という意味である。とげが突き出た球形の果実が鑑賞に値し、切り花に利用される。
南アフリカ原産の亜低木で、高さ1〜2mになる。葉腋から花序が出て小さな白花を果実と一緒に咲かせる。