半坪ビオトープの日記


開花後次第に花色が変化するので、和名をシチヘンゲ(七変化)という花が、クマツヅラ科ランタナ属のカマラ(Lantana camara) であり、一般にランタナと呼ばれる。
アメリカ南部から熱帯アメリカまで広く分布する低木。果実は黒い液果で有毒といわれるが、鳥が食べて種子を散布する。5月から11月までと花期が長くまだ咲いている。
色の変化にはいろいろタイプがあり、この花は黄色から橙色、赤色と変化し、ほとんどすべてが赤くなったところ。

もっともよく見かけるこちらの花は、クリーム色からピンクに変化する。内側が新しく開いた花である。夏の間、よくチョウが集まる。

黄色の花で変化しないものもある。

このライラック色の花は、コバノランタナ(Lantana montevidensis) という。南アメリカ原産の匍匐性のある低木で、よく分枝し花つきもよい。葉が3cmほどとランタナより小さく、花色は変化しない。