紫色の小花を房状に咲かせているのは、クマツヅラ科ドゥランタ属のレペンス(Duranta repens) という。和名は、ハリマツリ。別名は、タイワンレンギョウという。
レペンスは、熱帯アメリカ原産の常緑低木で、花期は5月から10月まで。この時期になると黄色い実がなっている。
園芸上は、濃紫色の花に白い縁取りのある、デュランタ・タカラヅカ(宝塚)がもっぱら出回っている。珍しくツマグロヒョウモンのオスとメスが揃って吸蜜している。
このチョウは、クロアゲハのメス。デュランタには、いろいろなチョウがやってくる。デュランタ・アルバという白花も時折見かける。