半坪ビオトープの日記


スイセンの園芸品種は1万種を超えているといわれる。ニホンズイセンの花被片は白で副花冠は黄色だが、ラッパズイセンなどすべてが黄色のスイセンも多い。
これは近年よく出回っている「ティタティタ」という園芸品種で、キクラミネウス(Narcissus cyclamineus) 種が元になっている。
ポルトガル、スペイン北西部原産。花はうつむいて咲き、黄色の花被片は細い楕円形で180°反曲しており、濃黄色のラッパ状の副花冠と同じ長さである。
「ティタティタ」(Tête-à-tête) という名で流通しているが、フランス語では「差し向い」という意味で「テタテット」と発音する。英語読みなら「テータテート」ではないかと思う。