半坪ビオトープの日記

スクテラリア・コスタリカナ

サンゴバナのような特異な姿をしたこの花は、シソ科スクテラリア属のコスタリカナ(Scutellaria costaricana) という。属名は、ラテン語 scutella(小皿)により、萼の形にちなむ。
和名はタツナミソウ(立浪草)属で、花を波頭に見立てている。この属には、日本に自生するタツナミソウに似た、赤紫から青紫色の花が多いが、このコスタリカナの花は唇部が橙黄色で、総状花序が緋色と、とても華やかである。
中米のコスタリカ原産で、性質は丈夫だが、夏は半日蔭に、冬は室内に置くことが必要とされる。