半坪ビオトープの日記

フヨウ(芙蓉)

早朝は白色で、昼頃には桃色となり、夕方には濃紅色となるのでスイフヨウ(酔芙蓉)と呼ばれるのは、アオイ科ヒビスクス属のムタビリス(Hibiscus mutabilis) いわゆるフヨウ(芙蓉)の八重咲き変種である。
8月から9月にかけて咲き、一日花であるが花はしぼんでも落ちない。
右上のフヨウは九州四国の南部、琉球、中国、済州島に自生する低木で、種名ムタビリスは変わりやすいというギリシア語で、スイフヨウほどではないが夕方には色が濃くなる。ムクゲと似ているが葉は大きく10数cmの掌状で5〜7裂するので見分けがつく。
多数の雄しべは合着して筒状になる。花期は7月から10月とかなり長い。