半坪ビオトープの日記

クロッサンドラ

オレンジ色の風変わりな花は、キツネノマゴ科クロッサンドラ属のインフンディブリフォルミス(Crossandra infundibuliformis) という。クロッサンドラ属の花は70種ほどあるが、栽培されているのはこの種が多く、園芸上はクロッサンドラで通用している。
属名は、ギリシア語で krossos 「房飾り」と aner 「雄」に由来し、縁取りがある葯の形にちなむ。そのため和名は、フチトリオシベ(縁取雄蕊)という。また、漏斗状の花が咲くのでジョウゴバナ(漏斗花)ともいう。
インド、スリランカ原産の常緑亜低木。10cmほどの直立した穂状花序に、花は数個ずつ咲き上がる。