半坪ビオトープの日記

リナントゥス・グラキアリス

モン・ブランやシャモニ針峰群の山々からシャモニの町を挟んで向かいの北西の山並みを、エギーユ・ルージュ=赤い針峰群と呼ぶ。
二日後に歩く予定のその山並みは、モンタンヴェールからも全体が眺められる。一番西のブレヴァン(2525m)の辺りに陽が沈む。
エギーユ・ルージュの夕映えを眺めながら、グランドホテルに泊まって同じ景色を眺めた人々のことを思う。
右上の花は、オクエゾガラガラ属のリナントゥス・グラキアリス(Rhinanthus glacialis)。アレクトロロフスとよく似るが、茎・苞などに綿毛がほとんどない。