半坪ビオトープの日記


琵琶滝コースも小川が広くなるとともに道幅も広くなってくる。道端にシシウド属のシラネセンキュウ(白根川芎、Angelica polymorpha) が咲いていた。
名の由来は、中国の薬草である川芎に似た白根山に生える草という意味である。
花期は9〜11月。本州、四国、九州の山地の木陰に生える多年草で、高さは80〜150cmになる。

沢沿いにはヤマハッカ属のセキヤノアキチョウジ(関屋秋丁字、Plectranthus effusus) が大株となって咲いていた。関屋とは関所の番小屋のことで、関所のあるような所に生えるという意味である。

花期は9〜10月。関東、中部地方の山地に自生する多年草で、高さは30〜90cmになる。

こちらの赤紫色の花は、ツリフネソウ属のツリフネソウ(釣舟草、Impatiens textori) という。
花期は8〜10月。北海道から九州までの山地の渓流沿いに自生する一年草で、高さは50〜80cmになる。
やがて高尾山ケーブルカーの清滝駅に出て簡単なハイキングは終わり、近くの温泉施設でのんびり昼食休憩してから帰途についた。