半坪ビオトープの日記


暑かった長い夏の間、元気に咲き続けていた花のうち、筆頭はこのクマツヅラ科ランタナ(Lantana camara) であろう。属名については諸説あるが、一説にラテン語 lentare(曲げる)に由来するという。
アメリカ南部から熱帯アメリカまで広く分布する低木で、和名をシチヘンゲ(七変化)というように、開花後次第に花色が変化するものが多い。花色には、赤、黄、紫などがあり多彩だが、ようやく白色の花を見つけた。
花には蝶もよく集まる。近頃は、このツマグロヒョウモンが特に多い。これはメスである。

こちらはツマグロヒョウモンのオス。アゲハ類もよく集うが、イチモンジセセリも常連だ。オレンジ色のランタナも色鮮やかである。

5月から11月までと花期が長くまだ咲いている。こちらの花は、クリーム色からピンクに変化する品種で最もよく見かけるものだ。