半坪ビオトープの日記

アメリカフヨウ

山梨の農村で見かけた花径が23cmもあるこの赤色と桃色の花は、普通アメリカフヨウと呼ばれるが、ヒビスクス(フヨウ)属のモスケウトス(Hibiscus moscheutos) を基本とし、モミジアオイやソコベニアオイなどと交配した交雑種で、花径は15〜25cmにもなる。
基本種は別名、クサフヨウという。北アメリカ原産の大形多年草で、昭和初期に日本に渡来した。同属のフヨウ(芙蓉)は木に分類されるが、こちらは草本に分類されている。
属名ヒビスクスは、エジプトの美の女神(Hibis) とギリシア語 isko(似る)に由来するという。
右上の白色や桃色がかった花は、先週中野区内で見かけたもので、花径は15cmであった。