半坪ビオトープの日記

メドーセージ

最近よく見かける青紫色の大きなサルビアは、メドーセージとして出回っている、サルビア・ゲアラニティカ(Salvia guaranitica) 。
英名では、Blue anise sage という。英名で Meadow sage というのは、ヨーロッパに広く分布している赤紫色のサルビア(S. pratensis) なので、メドーセージというのは誤用である。
ブラジルからアルゼンチン北部が原産の常緑低木で、草丈は1〜1.5mになる。茎の先に30cmほどの穂状花序をつけ、5cm程の暗青紫色の花を次々に咲かせる。初夏から秋まで花期がとても長い。
萼が黒っぽく、青い蛇が口をあけているように見える花の形が印象深い。