半坪ビオトープの日記

サクシフラガ・パニクラタ

プランプラに着く前にブレヴァン(Brevent 2525m)へ向かうロープウェイの架線が見える。行き先のブレヴァンを見上げると、標高差200mはあろうという大絶壁の上にあることがわかる。
そこへの途中で野生のヤギかカモシカでも見つかればいいのだが。
右上の白い花は、ユキノシタ属のサクシフラガ・パニクラタ(paniculata)。基部の葉は長さ1〜3cm、灰緑色で鋸歯のある卵形の歯をロゼット状に広げて密集させる。
長く直立した茎に5個以上の小花をたくさん付ける。低地から高地の岩場に分布する。属名 Saxifraga は、saxum 岩と fraga 割るという2語の合成語。多くが岩の間から出ていることに由来する。