半坪ビオトープの日記

ハリカメムシの2齢幼虫

一週間ほど前からミゾソバの花に見慣れない虫が止まっている。体形からはサシガメかカメムシか判らなかったが、触角に黒ゴマのようなこぶが二つずつあるのが珍しい。いろいろ調べた結果、ようやくハリカメムシの幼虫と判った。おそらく2齢幼虫だろう。ヘリカメムシ科のハリカメムシにもホソハリカメムシなど近似種がいるが、正確を期すなら成虫になるのを待つしかない。成虫はイネ科やタデ科の植物によく見られ、胸部の両端が鋭く張り出しているので「ハリ」と名付けられたそうだ。褐色で触角の先端外面に黒条がある。ミゾソバタデ科で、別名「ウシノヒタイ(牛の額)」は葉の形による。