半坪ビオトープの日記

ツマグロヒョウモンの卵

職場の裏庭のスミレの葉にツマグロヒョウモンが産卵していた。近づいても逃げず、一心不乱に産卵していたので手で触ることができた。このツマグロヒョウモンは、雌の羽の先端が青黒くなっていて、裏が赤みを帯び、特異な色合いは興味をそそる。ユーラシアの大型ヒョウモン類では唯一の亜熱帯進出属である。西はエチオピアから東はオーストラリアにかけて棲息する1属1種である。日本では以前から、西南日本が土着の東端といわれていたが、去年も見かけたので、現在では関東でも土着していると見られる。写真を撮れなかったのが残念だ。