半坪ビオトープの日記

赤いのが雄のヨコバイ

キウイの雌花を撮ろうとしたが見つからない。毎年五百から千個の実がなるのだからそれだけの雌花が咲くはずだ。そういえばこのところ、去年大発生した5ミリほどの小さなヨコバイがまた大発生し、玄関前に群がって煩わしいと感じていた。雌花が見つからないどころか、キウイの葉のほとんどがヨコバイに養分を吸われてカスリ状に白化していた。葉の裏にはびっしりとヨコバイが張り付いていた。雄株は何とか花を咲かせていたが、雌株は去年、実を熟すために全力を使い果たして、今年は花を咲かせられなかったのだろう。
調べると、1991年に小田原で発見されたキウイしか食べない新種で、キウイヒメヨコバイという。駆除剤は農協でしか手に入りそうもない。
かなり太くなったが、20年も経って幹はぼろぼろだ。枝が伸び放題では駆除もできないのだから、一か八かで丸刈りにするしかあるまい。