半坪ビオトープの日記

湯谷温泉


鳳来寺山パークウェイを下って近くの湯谷(ゆや)温泉に泊まる。湯谷を中心に宇連川(うれがわ)の上流・下流約5kmの渓谷を鳳来峡と呼んでいる。その川沿いに広がる、湯谷温泉の歴史は古く、開湯は1300年前であるとされる。

開湯伝説によれば、鳳来寺の開祖・利修仙人により発見されたと伝わる。「長篠村史」には「仙人は温泉の優れた効力により心身の調和をとり、修行を極めて悟りを開き(中略)実に308歳の長寿を全うした」との記録が残る。
宇連川の上流の川底は流紋岩流紋岩質凝灰岩が、下流には頁岩層があり、ともに板を敷き詰めたように見えるので、板敷川とも呼ばれている。平らのところが多いのだが、所々に大岩が見かけられる。この宿の前に見える岩は「しんのこ岩」と呼ばれている。その左の深くて流れの緩やかな「ながとろ」辺りは水泳可となっている。

板敷川の右岸に数件の宿が並び、向かいの森の上にはとび(鳶)が群れ飛んでいる。

湯谷温泉の泉質は、ナトリウム・カルシウム塩化物泉で、皮膚病に効能があるという。源泉温度は35.9℃のため加温している。この宿では無料貸切風呂も含め、すべての風呂から板敷川の清流が眺められてゆっくりくつろげる。

川端近くの露天風呂せせらぎからは、川の流れの風情を間近に感じ取れる

料理は奥三河の郷土色豊かな食材や三河湾の魚介を使った料理で、十分満足できる。

大浴場脇の露天風呂から眺める景色も素晴らしい。

この宿ではとびの餌付けをしているそうで、時間前には宿の正面の巨木のてっぺん近くに何羽も集まって来る。

いよいよ餌付けが始まるのか数十羽のとびが群れ飛んで、今か今かと輪を描いている。

餌付けが始まると数十羽が間近に飛び降りてきて、宿の係りが投げ上げる肉を巧みにくわえていく様子は壮観である。多い時には200羽近く飛来するという。