半坪ビオトープの日記

近江町市場


帰るにあたり再び金沢に戻ってきて、昼食ついでに近江町市場を歩き回った。江戸時代に近江商人が作ったといわれ、地元では「おみちょ」と呼び親しまれている。約2.8haの敷地に約180店の商店・飲食店が軒を連ねる。石川特産の加賀野菜や海産物を扱う商店が多く、海鮮丼や回転寿しなどの飲食店が賑わっている。

魚屋の店先には、石川県で取れ立ての鮮魚がたくさん並べられている。赤ら八目とは、エゾメバルのことで、塩焼きや煮付けが美味しいと評判である。ハタハタは、秋田県名物で知られるが、石川県は秋田に次ぐ全国2位の漁獲高を誇る。

白身の王様といわれるのどぐろは、あかむつの別名だが、日本海側で獲れるあかむつは、口の中が黒いためこの名で呼ばれる。北陸では能登の輪島産が一番美味しいという。刺身・煮魚・焼き魚が美味しいが、一夜干しも旨味が凝縮していて一味違う。

近江町市場で昼食をとるなら海鮮丼か回転寿司だろう。初日に行った駅前店がひどい混雑で入れなかったので、今度はかなり早めに店に入った。

先ず手始めに、マグロの3点盛りを食した。海鮮寿司には、冷酒がぴったり合う。

次に北陸5点盛り。のどぐろ・白えび・がすえび・ほたるいか・梅貝。やはりどれも美味しい。

こちらがのどぐろの炙り。さすが、白身の王様というだけの美味しさに舌鼓を打つ。

牡丹えび・うに・大トロのもりもり3点盛りも負けず劣らずの味が楽しめた。とにかくようやく近江町市場で、日本海の幸を味わうことができ、日本酒とともにたいへん満足した。