長岡で昼食となるので、評判のフレンチレストラン「バーグ」に前日予約を入れたが、満杯で断られた。もうひとつの人気の「レストラン栄蔵」も要予約なので、急遽そちらに予約した。
可愛らしい店は、長岡市中心部から15分ほどの山の中の畑だらけの農村地帯にぽつんと建っている。
長岡の農家や牧場でとれた新鮮な食材をふんだんに使った料理が自慢だそうだが、家の周りで自家製野菜も作っているようだ。
前菜は、「雪割ニンジンのムースとトマトのジュレ」。ムースが滑らかで美味しい。
スープは、アスパラガスとジャガイモのスープで、美味しかったがちょっと塩味が薄かった。
自家製ヨーグルト酵母で発酵させたパンと、ラズベリーのパンも風味が感じられてよかった。
タイとホタテのパイ包みは、アボガドやホウレンソウも入って美味しかったが、薄味だった。
牛肉のステーキはありふれたものだが、2000円のランチで魚料理と肉料理が出るのには驚いた。
デザートは、桃のコンポート、ババロアにミントのゼリー、イチゴなどの盛り合わせで、それほど甘ったるくなくてさっぱりしていた。エスプレッソも付いて割安のランチを満喫できた。