半坪ビオトープの日記

出雲大社、御仮殿


出雲大社の前は、大遷宮の一週間前だったというのに大渋滞で、とりわけ神門通りが突き当たる、勢溜の大鳥居の前がほとんど動かない。日御碕神社から逆方向に大鳥居前を通り過ぎ、古代出雲歴史博物館前の駐車場に入る。勢溜(せいだまり)の大鳥居は、昭和43年に建てられた木製の二の鳥居である。鳥居の先は全国に稀な下り参道となっている。

次の、松の参道の鳥居は、鉄製の三の鳥居である。

松の参道は、松の根の保護のため参道左右をお進み下さいと書かれているが、以前は殿様や皇族だけが真中を通ることができたという。

松の参道の右手には特設テントで奉納神楽が演じられていた。島根県の神楽は「出雲神楽」「石見神楽」「隠岐神楽」に分けられる。出雲神楽の代表的なものが、出雲市見々久町の見々久神楽で、演目は「田村」だった。田村麻呂が里人に、山に住む鬼の恐ろしさを聞いている場面である。

その先には「ムスビの御神像」がある。大国主神が自らの「幸魂奇魂」を迎えて結びの神となる神話の一幕である。

神域の入口には銅鳥居が建っている。寛文6年(1666)に毛利輝元の孫、綱広が寄進している。銅鳥居に沿って巡らされているのが、いわゆる荒垣である。

60年に一度の大遷宮のために、本来は参拝者のために祈祷を行う拝殿が、御仮殿として本殿から宮遷しされている。大社造と切妻造の折衷した様式で、屋根は銅板葺き、木曾檜の木造建築として昭和34年に竣工された。

御仮殿の左手には仮拝殿が建っている。遷宮修造の期間中の参拝者のための祈祷は、ここで行われる。

こちらは御仮殿の裏側である。