半坪ビオトープの日記

鴨川郷土資料館、キッズ


鴨川市役所の向いに郷土資料館がある。鴨川市は、安房鴨川駅を中心に東の誕生寺・清澄寺から西の大山寺まで神社仏閣が非常に多く、波の伊八の作品も各所にたくさんあって興味深い。

この郷土資料館は、民俗資料も多く展示されているが、鴨川出身の宮彫師「波の伊八」コーナーもある。
今回訪問できないところを写真でいくつか確認しようと思った。右の4枚は吉保八幡神社の本殿向拝の「青龍」で、初代伊八の作品だが、本殿内のため一般人は見学できないという。
左の2枚は、長南町にある称念寺本堂欄間の「龍三体の図」である。初代伊八最後の72歳の傑作であるが、撮影禁止ということで寄らなかった。やはり実物を見ておくべきだったと思う。

こちらは初代伊八の作風の変遷である。下の2枚は薬王院本堂欄間の「竜虎の図」だが、これも予約が必要ということで見逃してしまった。

波の伊八展は常設だが、「鴨川の石造物100選」展が特別展として催されていた。右の2体が、太夫崎の波切不動の狛犬。次が、同じ波切不動の倶利伽羅竜王。一番左が、古泉院の三尊仏。

右の小さいのが、西蓮寺の馬頭観音。中央が大山寺の役行者。左が嶺岡林道脇の馬頭観音

こちらは、清澄延寿堂の板碑の六地蔵である。1400年頃のものという。実物以外は、写真で展示されていた。

昼食は、郷土資料館近くのイタリアンレストラン「キッズ」を予約しておいた。南国や西海岸をイメージしたテラスとグリーンの植え込みがしゃれている。

キッズはパスタの評判がよく、伊勢エビ丸ごとスパゲッティー(2420)にしようと意気込んできたが、やはり、「地中海の恵み」(1480)という海鮮のピザにした。

もう一品は「四季の海風」(1680)という魚料理で、当日は金目鯛と白菜のブレゼだった。どちらも評判通りの美味しさだった。