半坪ビオトープの日記

門前そば、竹やぶ


昼食は鹿島神宮の近くでそばにしようと事前に探して、開店時間の11時半に着いた。店の雰囲気はまあまあと思ったが、開店時間が11時50分に変わっていた。

門前町にはあまりいい店はないだろうから、ほかの店を探さずそのまま待ったのだが、注文取りは定刻過ぎてからで、それもぶっきらぼうだった。

接客のまずさは定評があるとは後で知ったことだが、そばの味の評判が良かったので気がつかなかった。

評判がいいのは、こだわりの特上そばである。国産そばの実を石臼製粉し、挽きぐるみのそば粉を手打ちするので、そばの風味が口一杯に広がるという。

色黒といってもそれほど黒くはなく、細身で上品な仕上がりである。歯ごたえもあり、味も特上と自慢するだけあってそこそこ美味しいとはいえるが、特上とまではいえないだろう。そばつゆは美味しかった。そばの香りもあるが、どちらかといえばそば湯の方が香っていた。