半坪ビオトープの日記

十谷温泉

9月上旬に甲府市の南西、鰍沢近くの十谷温泉に行った。
富士川沿いの国道から西へ、甲斐源氏の祖「新羅三郎義光」の居城跡とされる源氏山を源とする大柳川を溯ること7km。斜面に広がる十谷(じゅっこく)集落を過ぎると、いくつもの吊橋と滝めぐりが楽しめる大柳川遊歩道「竜仙峡」があり、宿の敷地内まで続いている。

深い渓谷が秘境の雰囲気を醸し出している。本館裏手から吊橋「夕霧橋」に揺られて、木立に囲まれた露天風呂に向かう。

「渓流野天風呂」は、適温に加温されていて、渓流をみながらゆったりできる。

「かじかの大岩風呂」は、カジカに見立てた巨岩の下に小さな湯壷があるが、源泉そのままの冷泉なので入れなかった。どちらも混浴だが、専用湯浴み着も用意してあるし、女性専用時間も設定されている。

本館の内湯は、湯口が茶釜の「ぶんぶく風呂」となっている。日替わりで男湯、女湯が交代する。

翌日は、大柳川遊歩道「竜仙峡」の吊橋めぐりを楽しんだ。今までみたこともない階段の吊橋や、くの字型の吊橋などいろいろある。滝も随所にあって渓谷美を堪能できる。