半坪ビオトープの日記


この鳥はカルガモと思われる。今時はよく親子連れの微笑ましい姿が見られるのだが、夫婦つがいだけのカルガモである。

堀切の花菖蒲の様子は「江戸百景」に数えられ、鈴木春信・安藤広重など著名な浮世絵画家によっても描かれている。

明治には「東京遊行期(明治39)」「東京近郊名所図絵(明治43)」などに紹介され、全盛期は明治中期から大正末期といわれる。

園内には「十二単衣」「酔美人」「霓裳羽衣」など希少種も多く見られるというが、なかなか特定の名前を見つけられるものではない。
この薄赤紫色の覆輪が美しいハナショウブは、「立田川」という。

こちらの紫色の花は、「潮来」という。茨城県潮来も関東では有名なハナショウブの名所で、潮来の前川あやめ園では500種100万株のハナショウブが、手前の千葉県になる水郷佐原水生植物園では400品種150万本のハナショウブが見られるそうなので、いつかは訪れてみたいところだ。

こちらの薄赤紫色の花も優美なハナショウブである。「松葉重」という。
あまりにも種類が多くて花の名前を覚えられる訳でもないが、それでもやはり名前が分かる方がいいと思った。