半坪ビオトープの日記


天神峠には、二つの鳥居の先に天満宮、同じく二つの鳥居の先に弁財天が祭られている。右の弁財天の周りには水が溜まっていて、5月頃にはミズバショウが咲くという。

左の天満宮の脇には「諸天善神嶽(中院)の由来」なる看板が立っていて、平安初期に菅原道真が没した後全国に天満宮が祀られたことや、谷川岳天満宮の由来が書かれている。
また、この地で西暦1000年代の皇宋通宝、1100年代の政和通宝などの中国の古銭が発掘されたことを記し、信仰登山の古い歴史を紹介している。

天満宮の後ろの岩場からも谷川岳が望めるが相変わらずどんよりとした雲に囲まれている。

北の白毛門(1720m)笠ヶ岳(1852m)朝日岳(1945m)方面には晴れ間が見えていたが、こちらもやがて雲に覆われてきた。

東を見ると、高倉山(1449m)の彼方に武尊山(2158m)、その左に燧岳(2356m)や至仏山(2228m)などの尾瀬の山並みが見える。