半坪ビオトープの日記


この奇怪な建物は、バルセロナに建設中の有名な教会、サグラダ・ファミリアである。正式名は聖家族贖罪教会というカトリックの教会で、尖塔18本の内8本できただけで、中央の聖堂にはいまだ着手していない。
アントニ・ガウディの設計で始められたが、設計図等の資料はほとんどスペイン内乱で消失したという。既に百年以上も建築中だが、完成までにはあと百年、あるいは二百年かかると予測されている。

こちらの石窟寺院は、雲崗の石窟である。約1kmにわたって数十の石窟が並び仏像は5万体ともいわれる。主に雲崗期(460〜494年)に造営されたというが、どれだけの規模か現物を見ないとなかなか想像がつかない。
ほかにも興味深い建築物がたくさんあったが、二時間も歩き続けているとさすが疲れがたまってきた。
実際に現場を訪れたものもいくつかあり、それはそれで懐かしく思い出すけれども、まだ見たことのない遺跡や建築物はぜひとも訪れてみたいと思う。