半坪ビオトープの日記


ワールドスクウェア園内には、ユネスコ世界文化遺産に登録されている45物件を含め、21カ国102点の建造物が精巧に再現されている。小さな観光客もたくさん配置されているので、比較ができて便利である。
エジプトゾーンでは、ピラミッドやスフィンクスも面白いが、やはりこのアブ・シンベル神殿の方が、どのような宗教儀式がここで執り行われたのかと想像を駆り立てる迫力がある。

こちらの建物はバチカン市国にあるカトリックの総本山、サン・ピエトロ大聖堂。ネロ帝のキリスト教迫害にあい殉教した使徒ペトロの墓所があったところに、後にキリスト教を国教として認めたコンスタンティヌス帝によって建立されたという。
現在の建物は2代目で百年ほどかけて1626年に建てられた。代々の主任建築家にはラファエロミケランジェロの名がある。彫刻で最も有名なのはミケランジェロの「ピエタ」である。
ドーリス式円柱で囲まれたサン・ピエトロ広場とともに巨大な建築物を鳥瞰できるのは面白い。