半坪ビオトープの日記


この週末に信州の鎌倉と呼ばれる別所温泉を訪ねた。別所温泉には、しなの鉄道上田駅より上田電鉄別所線が走っている。
これはその昔、昭和2年に製造され昭和61年に引退するまで「丸窓電車」と呼ばれて親しまれていた電車で、別所温泉駅に保存されている。

別所温泉上田市の西南の塩田平の奥にある、男神岳、女神岳に囲まれた高原温泉地で、古くから湯宿としても栄えていた。これが別所温泉駅の彼方に見える女神岳。

多くの旅館があり、昔から文人墨客が滞在した。川端康成が「花のワルツ」を、有島武郎が「信濃日記」を、船橋聖一が「木石」を書き、北原白秋斎藤茂吉西条八十らが清遊を楽しんだこの旅館は、別所温泉の一番奥にあり、臨泉楼柏屋別荘という。
ここを拠点に信州の鎌倉:別所温泉周辺を訪ね回ってきたので、これからしばし紹介してみよう。