半坪ビオトープの日記


シルクのような光沢が眩しい黄色のこの花は、キンポウゲ属のラヌンクルス・フィカリア(Ranunculus ficaria) という。日本の夏山に咲くリュウキンカ属のリュウキンカ(立金花、Catha palustris var. membranacea) に似ているので、ヒメリュウキンカ(姫立金花)とも呼ばれるが、別の属である。
ヨーロッパ、西アジア北アフリカ、シベリアに広く分布する横臥性の多年草。塊根をもち、茎は短く基部でよく分枝する。花径3cmの花弁に見えるのは萼片で、花期は2〜5月と早春の花である。白花や八重咲きなど多くの園芸品種がある。