半坪ビオトープの日記

ストレプトカーパス・サクソルム

細長い花茎の先にスミレのような淡紫色の花を咲かせているのは、イワタバコ科ストレプトカルプス属のサクソルム(Streptocarpus saxorum) という。属名は、ギリシア語 streptos(ねじれた)と karpos(果実)に由来し、長い償j果がらせん状にねじれていることにちなむ。
ストレプトカルプス属の花は、セントポーリア属とともにヨーロッパで100年以上も栽培されて園芸品種が数多く、園芸的にはストレプトカーパスという。非耐寒性とされるがセントポーリアよりは耐寒性があるので、屋外でも育成でき、吊り鉢に向く。この吊り鉢の写真を撮っているときにも、家人が出てきて「きれいでしょ」と自慢げに声をかけてきた。
ケニアタンザニアなどに分布する多年草で、葉は肉質で対生または輪生する。10cm前後の花径の先に数個の花を咲かす。