半坪ビオトープの日記

セントラセマム

この花は今夏、千葉県の南房パラダイスで見かけて名前は知っていたが、花径が35mm程であるほか、詳細は皆目分からない。ようやく見つけたのが、Centrathemum という表記だが、これで検索しても「南房総で見かける花」以上のことは分からなかった。
この表記と花の形から最もよく似ているものを探すなら、ケンタウレア属(Centaurea) つまりヤグルマギク属であろうが、その属には見つからなかった。
その素性不明のセントラセマムが、近所の公園で見つかった。しかも暖地性と思われるのに、まだ盛んに咲いている。花に止まっているのは、よく見かけるハナアブである。
後日、南房パラダイスの記述に誤記があるとの情報を得た。正しくは、Centratherum punctatumというセントラセルム属の花で、別名はリンゴアザミということがわかった。中南米から西インド諸島が原産で、流通名はムラサキルーシャンという。