半坪ビオトープの日記

ツバキの大きな花がぼとぼとと池に落ちて、水面が埋まり水中はほとんど見えない。昨日いくつかツバキを取り除いたときには気がつかなかったが、今日になって、三番目の小さな池で、おたまじゃくしが動きだしているのに気づいた。
3月12日の初鳴き以来、アカの鳴く声がだんだんか細くなってきていたので、今年は産卵はだめかと半ばあきらめていたのと、アカのいる大きな池ばかり見ていたため、産卵に気づくのが遅れた。
10日前に産卵していたとすると3月27日で、この4年間で最も早い。早速、崩れそうな卵塊をそっと水槽に移して数えたところ、約300が孵化の前後だった。去年の大きなシロが産んだ卵塊には約1200の卵があったが、今回は今迄で一番小さな卵塊だ。姿を見せないメスは、去年6月に見かけた2006年生まれ、今年3年目のクロ2世に違いない。
とにかく、一坪弱の小さなビオトープで、ヤマアカガエルの4年連続の産卵、多分2世の産卵があったことに驚くばかりだ。