半坪ビオトープの日記

トリフォリウム・アルピヌム

後ろを振り返ると、グラン・モンテの尾根にあるM字峰とその左のドリュ(Dru 3754m)との間に、ヴェルテ針峰(Aig Verte 4121m)が顔を出している。ドリュがヴェルテ針峰群の一つであることがようやくわかる。
彼方にはシャルドネ(Chardonnat 3824m)とアルジャンチエール(Argentiere 3902m)の山塊が見え、さらにはスイスとの国境のあるトゥール峰(Tour 3544m)からバルム峠の山並みが望める。
右上の赤い花は、アカツメクサなどが仲間のシャジクソウ属のトリフォリウム・アルピヌム(Trifolium alpinum)。日本の中部地方以北の山地や海岸に咲くシャジクソウ(車軸草)とよく似ている。