半坪ビオトープの日記

ローザ・ペンドゥリナ

シグナルから先の方には、シャモニの町を挟んで谷向かいにエギーユ・ルージュ(赤い針峰群)の山並みが見えている。ロープウェイで上れる一番南(左)のブレヴァン(2525m)から中央のグリエレ峰(2852m)をへて北に伸びる山塊は、雪がないのでエギーユ・ルージュ(赤い針峰群)と呼ばれる。
3000m以下で南東に面しているため夏まで雪が残らず、赤茶けた岩肌をさらしている。
右上のバラの花は、ローザ・ペンドゥリナ(Rosa pendulina)。英語ではアルペン・ローズ、ドイツ語でもアルプス野バラというように、バラ属の代表であり中部ヨーロッパに広く分布し、村里や街角でもよく見かける。
東アジアにも分布するハマナス(ローザ・ルゴサ rugosa)に非常によく似ている。