半坪ビオトープの日記

カンパヌラ・バルバタ

モン・ブラン(4808m)から東(左)へ尖塔のようなダン・デュ・ジェアン(Dent du Geant 4013m)を越え、グランド・ジョラス(Grandes Jorasses 4208m)に続く山稜が、フランスアルプスの中心をなしている。そのダン・デュ・ジェアンの尖塔がグラン・モンテの山陰から顔を出している。
グランド・ジョラスの手前の黒い山はタキュ峰(Tacul 3444m)で、14kmのメール・ド・グラス氷河がタキュ峰とグラン・モンテの間をモン・ブランの近くまで伸びている。
右上の花はカンパヌラ・バルバタ(Campanula barbata)。1から12個の鐘形花冠が下向きで、茎や花が白い綿毛で覆われているのが特徴である。ベルフラワーとして愛されている、カンパヌラ(ホタルブクロ属)の中でもひときわ麗しい。
花の色は薄紫色や水色が多いが白いものもある。茎の葉は根元につき、花とつぼみだけが目立つ。