半坪ビオトープの日記

アルニカ・モンタナ

有名なモン・ブランの展望台エギーユ・デュ・ミディ(3842m)から北へ延びているのがシャモニ針峰群(Aiguilles de Chamonix)で、その最後に位置する山がこのグラン・モンテ(Grds. Charmoz 3445m) とその奥にあるグレポン(Grepon 3482m)だ。
モンタンヴェールはその尾根の末端にあたる。グラン・モンテの左にプレチエール(Blaitiere 3522m)が聳え、どちらも針峰というにふさわしく尖峰の鋭さが際立っている。
右上の花はウサギギク属のアルニカ・モンタナ(Arnica montana)。日本のウサギギクよりすらっと伸びて、対生の葉も小さくあまり似ていない。
ほかにも薄クリーム色のリンドウであるゲンティアナ・プンクタタや、アキノキリンソウの仲間である黄色いソリダゴ・ミヌータや、ハナウドの仲間の白いダウクス・カロタなど色とりどりの花が次から次へと現れてくる。