半坪ビオトープの日記

カンパヌラ・ケニシア

この花は、レオントポディウム・アルピヌム(Leontopodium alpinum)。いわゆるエーデルワイス。フルッギーからフルーエへ下る途中にエーデルワイスの群生地がある。
まだ3日前に降った雪が10cm以上積もっていたので、探すのに苦労した。属名 Leontopodium は、Leon ライオンの podium 足という意味である。
脇の小さな白い花は、ガリウム・アニソフィロン(Galium anisophylon)。Galium はギリシャ古名の乳の意。昔、このヤエムグラ属の植物が牛乳の凝固剤として使われていたためという。
右上の花は、カンパヌラ・ケニシア(Campanula cenisia)。2500m以上の高地で岩場に這いつくばるように咲く。花びらも分厚くしっかりとして光沢がある。