半坪ビオトープの日記

フデリンドウ(筆竜胆)

月山へ向かう道端で、フデリンドウが咲いているのを見つけた。
春に咲くリンドウには、ハルリンドウフデリンドウとコケリンドウがあるが、これは日本全国および東アジアの温帯に広く分布するフデリンドウ。花の様子が筆の穂先に似ているためにこの名が付いた。花冠は長さ2〜2.5cmあり、先が5裂する。裂片と裂片の間に副片がある。コケリンドウは花も茎葉も小さく区別できる。ハルリンドウでは裂片がペン先のように細長くすっきりするが、フデリンドウでは幅広で短い。茎葉がフデリンドウでは広卵形で全縁なのに対し、ハルリンドウでは卵状披針形。どちらも春を告げる青紫色の可愛いリンドウである。
水槽で飼っているヤマアカガエルのオタマジャクシは、ホウレン草をよく食べるがそれだけでは満足しないようで、頻繁に共食いをしているようだ。数もかなり減ってきたが、大きいものと小さいものの体格もかなり差がついてきた。