半坪ビオトープの日記

ヤクシソウ

鬼怒川温泉から駅に向かう途中の線路脇の石垣でヤクシソウ(薬師草)を見かけた。秋が深まっても目立つ黄色の野草として、人里や低山の道路脇や草原など全国に分布する。キク科タビラコ属で、葉は薄く基部で茎に葉を抱く。花の咲いた後は下を向く。ニガナに似たキク科の花で秋に咲くものは少ないのですぐわかる。和名の由来にはいろいろな説があるが、葉の形を薬師如来の後ろにある飾り(光背)に見立てたという説が有力とされる。