半坪ビオトープの日記

新潟

翌日の午前中、日帰り観光バスに乗って、奥清津発電所、旧脇本陣、伊米神社を巡った。 三俣と苗場の間にある清津川沿いの奥清津発電所は、日本第2位の揚水式水力発電所である。上のカッサ調整池と二居ダムとの落差470mで発電し終わった水を、余力電力で…

アルプの里には高山植物のロックガーデンのほか、ジップラインアドベンチャー、サマーボブスレー、ミニパターゴルフ、マウンテンゴーカートなどの遊戯施設もある。 高山植物では、幻のヒマラヤの青いケシや日本高山植物の女王コマクサなどが目玉だが、どちら…

この前の連休で越後湯沢に行った。天気がよかったので、166人乗りの大型ロープウェイに乗ってアルプの里に上る。ロープウェイからは眼下に越後湯沢の町が見下ろせる。川端康成が「雪国」を書いた宿、高半は湯沢駅から北に2kmほどの所にあり、ロープウェ…

ヘビイチゴに似たキジムシロやミツバツチグリは、春の野に黄色い花を明るく咲かせているが、このエチゴキジムシロは新潟以北の日本海側だけに咲き、キジムシロを少し弱々しくした感じだ。ハイキングコース脇に咲いていて、疲れた気持ちを和ましてくれる。

花の姿が船のいかりに似ているから名づけられたこのイカリソウは、元気はつらつとした特異な形と鮮やかな赤色が春の野山ですがすがしさを感じさせるためか、一度見た人はすぐ名前を覚えてしまう。八海山の尾根の末端に位置する六万騎山(321m)は、六日…

山地の林の下草として、大きな三つ葉が特徴のエンレイソウは、淑やかな感じがするので、和名では艶麗草だと思っていたが、実際には延齢草と書く。ユリ科の花びらは、普通3枚ずつの外花被片と内花被片からなるが、この花には内花被片がなく外花被片は緑色ま…

カタクリの郷でも坂戸山には、筒状花が細めで青色のエゾエンゴサクと空色のミチノクエンゴサクが見られるが、これはヤマエンゴサクである。ヤマエンゴサクも青紫色が多いが、赤紫色の花も見つかった。どれもケシ科キケマン属で可愛らしく、春の山野によく見…

常緑の小さなウチワ型の葉に、清楚な淡紅色の花を一個つける。雪解けと同時に山地でよく見かける、一属一種の日本固有種である。同じく日本固有種のイワカガミと、光沢のある葉は似ているが花の形は似ていない。坂戸山(634m)の薬師尾根の中程から上の…

ショウジョウバカマとは赤い袴という意味だが、赤紫の花の色と形、ロゼッタ状の葉の形、名前も現物も一度見聞きすると覚えてしまう特異な花だ。サハリン・朝鮮にも分布するが日本産が基準標本である。全国の山地の湿った草地に生える常緑の多年草で、春の山…

そもそも都会でのビオトープは、里山の自然の再現を目指すものだが、やはり自然の残る里山の沼や池がすばらしい。ヤマアカガエルのオタマジャクシは順調に育っているので、いま少し、カタクリの郷のトレッキングで出会った花を紹介する。このキクザキイチゲ…

水中に住む最大の甲虫はゲンゴロウとガムシだ。タガメもカエルを捕まえるなど最強だが、ゲンゴロウもガムシも肉食と思っていたら、ガムシの成虫は草食で緩やかに泳ぐという。雪の上に置いてみたら、冬眠から無理やり起こされたようにのそのそ歩いた。肉食で…

マツモムシは水面のすぐ下で、空気を抱えて逆さになって休んでいる。危険を感じると手漕ぎボートの格好で漕ぎ出し、底の方の水草の陰に隠れる。慌てて漕ぐ様子が、愛嬌があって微笑ましい。しかし、刺されると痛いというから、手で捕まえないように。

昨日、八海山からの帰り道、ヌマエビ20匹とマツモムシ1匹を採集した。ヤマアカガエルのオタマのいる池に分けて放した。大きなガムシとミズカマキリも見つけたが、いかにも凶暴な姿なので連れ帰らなかった。

カタクリの郷、南魚沼市がカタクリ・トレッキングマップを発行している。紹介している5箇所のうち4箇所行ってみたが、裏巻機渓谷は入口が雪のため通行止め。標高634mの坂戸山の沢コースは、残雪が多く倍の時間がかかったが、カタクリ・キクザキイチゲ…

八海山の麓にトミオカホワイト美術館がある。上高田出身の富岡惣一郎が描いた冬と雪の白い世界が独特である。美術館の前から見る、雪を抱いた八海山が美しい。四合目まで通じているロープウェイに乗って雪の世界を垣間見た。