半坪ビオトープの日記

2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

剣吉諏訪神社

斗賀神社から剣吉駅に戻って南へ200mほど行くと、諏訪神社がある。南部町には諏訪神社が三つほどあるので、剣吉諏訪神社とも呼ばれる。神社のすぐ北にある剣吉小学校は、かつての北氏の剣吉館(剣吉城)の趾である高台に建っている。学校裏の山中には堀や土…

斗賀神社

三戸郡五戸町の南に位置する三戸郡南部町は、南部藩の発祥の地であり、南部氏ゆかりの史跡が多数存在する。その南部町を通る「青い森鉄道」剣吉駅の西北に、古い歴史を誇る斗賀神社がある。 境内左側の撞鐘堂は、昭和51年に竣工したものだが、そこには第二次…

江渡家住宅、五戸消防団屯所、代官所跡

八戸市の西、五戸川流域には三戸南部氏の家臣たちの城館が数多く築城され、近世には盛岡藩の代官所が置かれた。その三戸郡五戸町に江渡家住宅がある。表門は武家屋敷の正門としてよく見かける格式張った門で、真正面のため控柱が確認できないが4本柱で重厚…

気比神社

三沢市の南にあるおいらせ町北部に気比神社がある。朱色の両部鳥居の先には大きな拝殿が構えている。 この周辺には江戸時代、盛岡南部藩最大の藩営牧場である木崎野牧が置かれており、気比神社は馬を祀る神社として古くから広い崇敬を集めてきた。千鳥破風に…

尻屋崎灯台

尻屋崎の突端に立つのは白亜の尻屋崎灯台で、日本の灯台50選に選ばれている。「日本の灯台の父」と称されるイギリス人のブラントンにより設計され、尻屋崎で焼かれたレンガを用いた二重のレンガ壁による複層構造の灯台であり、レンガ造りの灯台としては日本…

尻屋崎、寒立馬

下北半島は青森県北東部にある半島で、旧斗南藩に因み「斗南半島」とも呼ばれ、半島が鉞(まさかり)の形に似るため「鉞半島」の別名もある。北東部の岬の辺りは、鉞の柄の先が尖っているように尻屋崎となっている。この辺り一帯の牧草地には、寒立馬(かん…

田名部神社、旧斗南藩墓地

常念寺の近くに田名部神社がある。かつてむつ市の田名部は南部藩の代官所が置かれ、下北の産業・経済・文化の中心地となっていた。田名部自体には海に開けた港はなかったが、陸奥湾(大湊湾)に停泊した北前船から荷の積み卸しが田名部川を通して行われ、そ…

常念寺

むつ市役所の2kmほど東、明神川の小橋を渡った所に、浄土宗の常念寺の山門が建っている。平成元年に新築された八脚門である。 山門には「不退山」の山号額が掲げられ、その先に本堂が構えているのが見える。左の金剛力士は開口の阿形像である。 右手の金剛…

下風呂温泉

下北半島を一日かけて一周し、半島北辺の下風呂温泉に泊まる。温泉名は、この地のことをアイヌ語で臭い岩を意味する「シュマフラ」と言っていたことに由来する。シュマは岩・石の意、フラは臭いの意で、硫黄が吹き出るため周囲の岩が臭いことによる。地元で…

仏ヶ浦、蓬莱山  

江戸時代、下北には全国各地から多くの人々がやってきた。海運の発達や旅の盛行を背景とし、さらに蝦夷地への渡航地として訪れる人も多かった。伊能忠敬・最上徳内・松浦武四郎らを始めとする幕府関係者や探検家も多いが、今も下北の人々の中に生き続けてい…

仏ヶ浦、屏風岩   

仏ヶ浦は古くは仏宇陀(ほとけうた、ほとけうだ=「ウタ」はアイヌ語で「浜」の意)と称し、海岸沿いに仏像を思わせる白緑色の奇岩が連なり、如来の首・五百羅漢・一ツ仏・親子岩・十三仏・観音岩・天龍岩・蓮華岩・極楽浜などの名称が付けられ、その総称が…

仏ヶ浦、五百羅漢

「仏か鬼が造ったとしか思えない」といわれる奇岩群が連なる仏ヶ浦は、下北半島西岸の下北郡佐井村南部に所在する景勝地である。佐井港などから観光船で見にいくのが普通だが、脇野沢から大間崎に向かう途中の国道沿いの展望台から見下ろすこともできる。五…

大間のマグロ

下北半島の西海岸を北上して仏ヶ浦を過ぎ、本州最北端の大間崎に着く。大間町の大間港は、北前船の寄港地であり、南部藩でありながら、文化的・血縁的にも、北回り航路の影響が濃い。 近年、大間のマグロ一本釣り漁が有名となっているが、明治時代のマグロ漁…

脇野沢、悦心院

薬研温泉に泊まった翌日は、津軽海峡の大畑に下り、そこから時計回りに下北半島を一周する。むつ市街地は翌日回しにして、半島をほぼ半周し、下北半島の南西端にある脇野沢まで直行した。 脇野沢の集落は陸奥のまた再奥のどんづまりで、津軽半島の蟹田からフ…

薬研温泉、薬師堂

霊場恐山から北側の外輪山を抜けて、ひっそりとした原生林の中を進み、薬研温泉の古畑旅館にたどり着いた。薬研温泉の開湯は、慶長20年/元和元年(1615)とされる。大坂夏の陣で敗れた豊臣側の落武者・城大内蔵太郎が当地まで落ち延びて来た際に発見したと…

恐山、宇曽利湖

恐山菩提寺は宗派にとらわれない地蔵講を中心とする信仰集団を持ち、延命菩薩信仰として、地蔵信仰に基づく死者供養の場として受け継がれてきた。しかし、境内に残るものでは、供養のために建てられた寛文9年(1669)の石碑が最古であり、その頃から発展し…

恐山、地蔵殿

霊場内には温泉が湧き、湯治場としても利用される。塔婆堂の右手には、古滝の湯と冷抜の湯と二つの温泉棟がある。右奥の冷抜の湯は女性専用で、左の古滝の湯は男女入替制だが、この日時には女性用となっていた。ともに白濁した硫化水素含酸性緑ばん泉で、冷…

恐山、山門

八戸から一路、下北半島を北上して恐山まで直行した。恐山は、下北半島中央部に位置する外輪山に囲まれた霊場で、比叡山、高野山と並ぶ三大霊場の一つである。下北半島の根本にあるむつ市街から恐山街道で山道を上っていくと、途中に湧き水「恐山の冷水」が…

八戸、八食センター

昨年の9月下旬に恐山や仏ヶ浦など、下北半島を巡った。はじめに八戸郊外にある八食センターに立ち寄った。中央卸売市場に隣接する八食センターは、新鮮魚介類や八戸名物などの店が勢ぞろいする巨大市場で、平成6年にB級ご当地グルメの祭典、第1回B-1グラ…

ラム肉のケバブ/コフタ

インド料理のラム肉のケバブ/コフタ(肉団子)を作る。竹串に刺して焼けばケバブと呼び、肉団子のまま焼けばコフタと呼ぶ。今回はコフタを作る(3人分)。 ① コリアンダー(あればミント)の葉をひとつかみ、ニンニク2片をみじん切りにする。 ② ラム肉450…

マンダイのソテー、シャリアピンソース

近くのスーパーで千葉県銚子産の珍しいマンダイ(通称:赤マンボウ)を見かけたので、試してみた(3人前)。 ① マンダイに塩コショウする。 ② 小麦粉を入れたポリ袋にマンダイを入れて、小麦粉をまぶす。 ③ フライパンにオリーブオイル大2を熱し、中火でマ…