半坪ビオトープの日記

2016-02-01から1ヶ月間の記事一覧

鶏モモ肉とジャガイモの田舎風

スペイン南東部のムルシア地方でカバニルと呼ばれる郷土料理のレシピが、新聞に載っていたので作ってみた(4人前)。 ① ジャガイモ2個を薄切りにする。 ② フライパンにオリーブオイル大2を熱し、ジャガイモを色が透明になるまで弱火で炒める。フタをして…

国造神社

阿蘇神社の北約5kmの一宮町手野の宮川の上流に、国造神社がある。阿蘇神社の北方に鎮座するため、北宮と称される。宮川に架けられた宮の橋を渡ると石段があり、その上に社殿が見える。 宮の橋の右手には、小さな水神社がある。国造神社の祭神・速瓶玉命、妃…

阿蘇神社

阿蘇山の北側に広がる阿蘇市の一宮町宮地に、阿蘇開拓の祖神と崇められる阿蘇神社がある。全国的にも珍しい横参道で、参道の南には阿蘇火口、北には国造神社が位置し、楼門や社殿は東を向いている。参道中央にある高さ18mの楼門は、日本三大楼門(他は鹿島神…

西厳殿寺

阿蘇パノラマラインを北に下ると、阿蘇駅の手前の黒川に天台宗の阿蘇山西厳殿寺(さいがんでんじ)がある。先ほどの阿蘇山上広場に建つ、西厳殿寺奥之院に対する麓の黒川の坊で、「麓坊中」と呼ばれた。対して山上の坊舎跡は「古坊中」と改称された。徳川時…

阿蘇山、草千里

杵島岳と烏帽子岳の間が草千里ヶ浜と呼ばれる窪地となっており、草千里ヶ浜に面して阿蘇火山博物館が建っている。約30万年前の火山活動開始から現在の姿に至る阿蘇火山の歴史をはじめ、日本や世界の火山の資料を展示している。中岳火口壁に設置した2台のカ…

阿蘇山、中岳

熊本県の高森町に入り、熊本市から始めた南九州一周の旅もようやく終わりに近づいてきた。阿蘇は東西約18km、南北約24kmに及ぶ、世界最大級の面積380k㎡の阿蘇カルデラを中心としたエリアで、カルデラの中央には阿蘇五岳を筆頭に雄大な景勝地が展開している…

五ヶ所高原、三秀台

神話の国、日向国(宮崎県)は、鵜戸神宮や宮崎神宮、都萬神社や都農神社、高千穂神社に天岩戸神社と、いたるところに大きな神社があり、史跡巡りはさながら神社巡りとなった。寺院もいくつかあることはあるのだが、訪れる時間は割けなかった。熊本県の阿蘇…

天岩戸神社、天安河原

天岩戸は日本神話に登場する洞窟で、天戸、天岩屋、天岩屋戸ともいい、太陽神である天照大神が隠れ、世界が真っ暗になった岩戸隠れの伝説の舞台である。天上界の出来事であるが、ここが天岩戸という場所はいくつも存在する。しかし、高千穂の天岩戸が最も有…

天岩戸神社、西本宮

高千穂町中心部から東北の山間、岩戸川を挟んで天岩戸神社の東本宮、西本宮がある。岩戸川の西側にある西本宮の駐車場は満杯で、東本宮のさらに東の臨時駐車場に案内された。そこから東本宮前を通り、岩戸橋を渡る時、右手に岩戸川の上流側が見下ろせる。谷…

荒立神社、天真名井

槵触の峯の北に荒立神社が鎮座している。昔は神呂木(かむろぎ)山を神山とし、神呂木=興梠(こうろぎ)の里と呼ばれている。興梠とは高千穂独特の姓で、現在の宮司の姓も興梠である。 荒立神社は、国津神の猿田彦命と天津神の天鈿女命の2柱を主祭神とし、…

槵觸神社、四皇子峰

高千穂町役場の東にある槵触山の中腹に、槵觸(くしふる)神社が鎮座している。天孫降臨の地といわれる「くしふるの峰」とはいうものの槵触山とか槵触岳の名が地図に載っているわけではなく、槵觸神社の低い裏山を槵触山と呼んでいるだけのようだ。 古くは「…

高千穂神社

高千穂町の中心部から高千穂峡に向かう途中の交差点の右手に、高千穂神社が鎮座している。大きな青銅製明神鳥居の扁額には、「高千穂宮」とある。 高千穂神社は、古来「十社大明神」や「十社宮」などと称され、明治4年(1871)に「三田井神社」と改称、明治…

高千穂峡、遊覧ボート

遊覧ボート乗り場は、崖に作られた仮設の階段を下りていく。途中、湿った岩壁にイワタバコ(Conandron ramondioides)の薄紫色の花が咲いていた。本州以南および台湾に分布するイワタバコ科の多年草で、花茎の先に散形花序をつけ8月頃に開花する。花が美し…

高千穂峡、遊歩道

宮崎県北端にある高千穂は、天孫降臨の神話の里として知られる。古くは宮崎県西臼杵郡(上高千穂)のみならず、隣接する熊本県の阿蘇外輪山一帯(下高千穂)までを含む、祖母山(宮崎・熊本・大分県の境)とその周辺を高千穂と呼んだことを、日向国風土記、…

日知屋城趾・鵜戸神社

大御神社神門の左向かいに日知屋城趾及び鵜戸神社への入り口がある。日知屋城は、塩見城と門川城とともに「日向三城」と呼ばれ、伊勢ケ浜の南にある半島に築かれ、三方を日向灘の荒波が打ち寄せる要害の城である。現在、城跡は伊勢ケ浜公園として整備され、…

大御神社

延岡の南約15kmの日向市伊勢ケ浜のすぐ南に大御(おおみ)神社が鎮座している。創祀は不詳だが、社名は天照皇大御神の「大御」をとったといわれ、日向のお伊勢さまとして慕われている。 鳥居をくぐって進むと、海岸に面して右側に大御神社があり、左側には鵜…

都農神社、本殿

都農神社の創祀は不詳だが、社伝によれば、神武天皇即位の6年前、天皇が東征に向かう際に鎮祭したことに始まるという。また神功皇后が三韓征伐に際して舟の守護神として「吐乃大明神」を勧請したとの『塵添壒囊抄』の記事を引用して、皇后が凱旋後に社殿を…

都農神社、神楽殿

宮崎県の中部、宮崎市と延岡市のほぼ中間に位置する都農(つの)町に、都農神社がある。西参道の鳥居が国道10号線近くに建っている。 都農神社は、日向国一宮として、地元では「一の宮様」と呼ばれ、明治以前は「宮崎社」「宮崎宮」とも称していた。駐車場か…

西都原古墳群

日向国の中央にあって、九州最大規模を誇る西都原古墳群は、国の特別史跡にしてされているが、昭和41年(1966)、その中心部は全国に先駆けて史跡公園「風土記の丘」第1号に指定された。そこに平成16年(2004)、県立西都原考古博物館が開館した。古墳時代…