半坪ビオトープの日記

2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

カジキのトマト鍋

昔時々作っていたカジキの洋風料理を久しぶりに作ってみた(4人分)。 ① タマネギ1個はくし形切り、ニンジン1本は乱切り、ピーマン4個は縦四つ切り、シイタケ6個は半分に切り、カジキ4切れは四つ切りにして両面に塩胡椒する。 ② サラダ油大1を熱した…

ブリとジャガイモの照り焼き

ブリの照り焼きに野菜を足すレシピを探した(4人前)。 ① ブリ4切れは、塩を振って10分置く。ニンニク・ショウガ各1かけを千切りにする。 ② ジャガイモ大2個は皮を剥いて乱切りし、レンジで3分ほど加熱する。 ③ ブリを洗い、クッキングペーパーで拭き、…

エビのチリソース

海老料理の基本として、エビのチリソースをできるだけ丁寧に作ってみた(4人分)。 ① エビ20尾は殻と尾、背わたをとり、背中を切って、酒大2でよく洗い、酒を切る。 ② エビに卵白1個分、塩コショウ少々、片栗粉小2、ごま油小2を加えてよく混ぜる。 ③ 鍋…

稲村神社、貫之歌碑

境内に入ってすぐ右手に紀貫之の歌碑がある。残念ながら紀貫之自身は、桜川を訪れてはいない。 「常よりも 春べになれば 桜川 波の花こそ 間なくよすらめ」 紀貫之(後撰和歌集) その脇に、桜川を詠んだ歌が3首示されている。 秋の夜の月ぞ渡るる桜川 花は…

磯部稲村神社、拝殿

月山寺から西へ1kmほどで磯部稲村神社に着く。その参道をはさみ、両側1kmに及ぶ桜並木がある。平安時代から西の「吉野」に東の「桜川」といわれるほど東国一のサクラの名所であり、東北産の白山桜を中心に多くの品種が揃っていて、桜川が国の名勝に指定さ…

月山寺、美術館

神社仏閣には、社宝、寺宝が多く保管されていて、宝物館を建てて一般に公開している所があると、寺社巡りをしていてたいへん助かっている。いくら素晴らしい仏像や社宝・寺宝を祀っていても、年に一回の開張では、巡り会うことはほとんどないからである。 月…

月山寺、本堂

西念寺から西に向い、桜川市に入ってすぐの羽黒駅の北に進むと、天台宗の月山寺がある。境内はしっかりとした塀と山門に囲まれている。石垣は地元稲田御影石が使われている。 この山門は、幕末に建てられた一夜門という。笠間藩の殿様から寺の欅を城へ献上せ…

大覚寺

西念寺から南に向い石岡市に入った所、板敷山の南麓に大覚寺がある。笠間市稲田の西念寺に親鸞が草庵を結んで、北関東を中心に布教した時に、法難にあったことは西念寺の所で既に触れたが、その法難の地が大覚寺である。 山伏・播磨坊弁円は、修験道の大家と…

モン・ラパン

笠間稲荷神社の北東500mほどの所にフレンチレストラン、モン・ラパンがある。楽食メニュー(糖尿病食、低カロリーフルコース等)など、食のバリアフリー化も目指している一風変わったレストランである。口コミで絶賛されているので、期待してAランチを頼んだ…

笠間稲荷神社

笠間市の中心部に笠間稲荷神社がある。創建は不詳だが、社伝では白雉2年(661)に創建されたという。参道に建っているはずの一の鳥居、二の鳥居が礎石のみ残して消えているのは、東日本大震災で破損し、倒壊の恐れがあるので撤去されたままである。正面の楼…

楞巌寺

笠間駅の西北約6kmほどの辺りに仏頂山(431m)があり、その麓に楞巌寺(りょうごんじ)がある。寺の裏山と片庭の八幡神社の広葉樹林は、日本北限のヒメハルゼミの発生地であり、片庭の大蝉として知られ、国の天然記念物に指定されている。 丘を越えて田んぼ…

西念寺

笠間市で親鸞の縁の地といえば、浄土真宗別格本山である、稲田山西念寺である。建永2年(1207)法然の吉水教団門下の親鸞は承元の法難により流罪となり、越後国国府に配流された。建暦元年(1211)に赦免の宣旨が下がった後も2年半ほど越後に留まった。建…

稲田神社

出雲大社常陸分社から少し東に進むと、笠間市稲田(常陸国新治郡)に稲田神社がある。 創祀年代は不詳だが、続日本紀によると、遅くとも延暦16 年(797)には創建されていたと見られる。出雲国造と同祖であった新治国造が奉斎した神社で、延喜式内名神大社の…

出雲大社常陸分社

笠間市の西のはずれ福原に、出雲大社常陸分社がある。平成4年に出雲大社より大国主命の分霊を勧請した新しい神社である。 この大鳥居は、近くに採掘場がある稲田みかげ石で造られ、高さが約11m、笠木が約14mと、明神鳥居形式としては日本最大級である。 …

加波山普明神社、加波山神社

加波山三枝祇神社本宮、親宮は、この真壁側が中心信仰圏だが、加波山神社(中宮)の中心信仰圏は、真壁とは反対側の石岡市(旧八郷町)側にあり、八郷のたばこ農家の信仰が篤く、そのため「たばこ神社」も建立している。 境内左奥に、加波山五社稲荷社がある…

加波山三枝祇神社、合祀殿

加波山には、加波山神社(もと加波山天中宮)・加波山三枝祇(さえなずみ)神社本宮(もと加波山本宮)・加波山三枝祇親宮(もと加波山新宮)の3つの神社が座し、総じて加波山大権現と称していた時代もある。江戸時代には、中宮が文殊院、本宮が正幢院、新…

月水石神社

もう一度つくば道に戻って、臼井地区の飯名神社の近くの稲葉酒造場を探しているときに、月水石神社という聞き慣れない名の神社の案内を見つけた。鬱蒼とした森の中の細い道をたどって進むと小さい社が見えてきた。 月水石神社の手前には、祭神として祀ってい…

筑波山大御堂

筑波山神社の拝殿とその左にある参集殿の間をくぐって左に進むと、参拝者への御清めの水、御神水が湧き出ている。水源は、十一面観音を安置する神窟である。 御神水の左の石段を上がって行くと朱色の鳥居をくぐった先に、境内社が二つ並んで建っている。 左…

筑波山神社、拝殿

筑波山神社の祭神は、筑波男大神(イザナギ)と筑波女大神(イザナミ)の2柱で、延喜式には男体権現が名神大社、女体権現は小社と記されている。古くから山全体が神霊の宿る霊地であり、筑波山山頂にそれぞれ本殿(男体山神社・女体山神社)を奉斎する。中…

筑波山神社、随神門

筑波山の中腹、標高約250mの緑深き森の中にある筑波山神社は、西峰(男体山)と東峰(女体山)を神体とした、縁結び・夫婦和合の社として知られている。大きな神社なので西のはずれの駐車場から境内に入った。そのため参道の始めにある神橋を上から眺めるこ…

飯名神社

つくば道を筑波山神社に向かって戻り、臼井集落の飯名岡と呼ばれる丘陵上に、飯名神社がある。創建は不詳だが、和銅年間(713-23)に編纂された「常陸国風土記」信太郡の条に「その里の西に飯名の社あり これ即ち筑波の岳にある所 飯名の神の別属(わかれ)…

普門寺

つくば道に戻って少し南下すると、左手に普門寺がある。まっすぐのびた参道の突き当たりには、黒門と呼ばれる黒い山門がある。これは内側から見た黒門である。建立年代は不詳だが、筑波地域で最も古い寺社建造物の一つである。 黒門の先に、赤門と呼ばれる赤…

蚕影山神社、本殿

蚕影山神社の拝殿の右手に、これまた古びた額殿(絵馬殿)がある。筑波山周辺は、古来より絹に縁のある地域だが、江戸時代から明治の初期までは木綿の栽培が主流だった。明治・大正時代に入ると日本の産業として盛んに養蚕が行われ、「養蚕の神様」として農…

蚕影山神社、拝殿

そば「ゐ田」の前のつくば道をもう少し下り、案内板に従い、左(東)に曲がった突き当たり、神郡集落の館地区に蚕影山神社がある。昔は入口付近に土産物屋や茶屋がたくさんあったそうだ。 標高200mの蚕影山の山麓に鎮座しているため、最初から最後まで次から…

そば「ゐ田」

今でこそ車で簡単に筑波山神社まで行き着くことができるが、昔は歩いて上った。神社までの江戸時代の参詣道をつくば道という。その急な坂道を神社から下って行くと、里と神域との境に六丁目の鳥居があり、その先左側に手打ちそば「ゐ田」がある。15年ほど前…

西光院、懸造り

関東の清水寺とも呼ばれる西光院の本堂は、岩棚状の細長い敷地の奥の崖に懸け出して建てられた懸造りの建物である。 岩肌に脚柱を建て、舞台型を作った上に、桁行3間梁間3間寄棟造瓦棒鉄板葺の本体を組んでいる。建坪57.6㎡、総高22m、脚高11mとされる。 …