最後に訪れたのは、当麻寺(當麻寺、たいまでら)である。当麻寺といえば、当麻曼荼羅を織り上げた中将姫の物語、折口信夫の「死者の書」を思い出す。二上山に夕日が沈むときに見た大津皇子の幻のために、藤原南家の娘、中将姫は一心不乱に曼荼羅を織り上げ…
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